ケータハムの元従業員たちがチームへの法的手続きを開始したことを発表した。彼らはケータハムから不当解雇されたとの主張を行っている。
ケータハムが新オーナーの手に渡った後、チーム再編が行われ、多数のスタッフが解雇された。7月28日に元従業員たちはこれは英国雇用法に反する行為であるため法的措置を取ると共にFIAに対して調査を求めるとの意向を表した。
これに対してケータハムは元従業員側の主張は事実ではないと反論し、逆に訴訟を起こす構えであることを明らかにしたが、従業員側は改めて自身の主張の正当性を訴えていた。
この一連のやりとりから約1カ月後、38人の元従業員が審査手続きを開始したことを明らかにした。
元従業員側の代理人は声明において、高等法院への審査手続きも近いうちに行う予定であると述べている。
チームはサラリーの未払いという事実はないと主張しているが、元従業員側は支払いはなされていないとの主張を改めて行った。
「この件を迅速かつ友好的に解決するため、ケータハムが従業員および法定代理人との建設的な議論を開始することを望む」と従業員側の声明に記されている。