スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmでGT500クラス優勝を果たしたPETRONAS TOM'S RC Fの中嶋一貴とジェームス・ロシターが、レースを振り返った。
スーパーGT500クラス優勝:PETRONAS TOM'S RC F
中嶋一貴
「予選が終わった時点ではここ(優勝会見)に戻ってこられるという確かな手応えはなかったのですが、結果としては戻ってこられて良かったです。昨日の予選もサプライズでしたが、今日の優勝も思っていた以上の結果だと思います。クルマのペースも非常に良かったですし、要所要所でジェームスもいい仕事をしてくれて、今日は僕はあまり仕事をした気はしませんでしたが、昨日の分と今日の分でふたりで力を合わせて優勝できて本当に良かったです。レクサス勢、ブリヂストン勢となかなか苦しい状況の中でこうした結果を残せたことは良かったと思いますし、これを弾みに残り2戦も頑張っていきたいと思います」
ジェームス・ロシター
「気分は最高だよ。とても気持ちの良いレースだったし、ペースを保ててよかった。第1スティントはトラフィックに引っかかったけど、そこからはずっと飛ばしっぱなしで、こんなに長い時間クルマが同じ状態で保つとは思わなかった。レクサスとブリヂストンに感謝したいね。昨日の予選では一貴が素晴らしい結果を残してくれたから、最初から突っ走ってコースがクリアなうちから差をできるだけ作ることが第1の目標だったんだ。今回のレースは23号車との戦いになると思っていたし、僕らのクルマはオーバーテイクには向いていないということも分かっていたから、(アウトラップで)リードをキープするのが目標だった。コールドタイヤでは厳しいと思いつつ、集中してタイヤにリスクを負いながらも、ポジションをキープするのが一番の今回の課題だったかな」