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ハミルトン、一切の契約交渉を停止。タイトルに集中

2014年08月29日 14:40  AUTOSPORT web

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2014年ベルギーGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
ルイス・ハミルトンとメルセデスF1チームは、契約延長に関する交渉はタイトル争いが終了した後に行うことで合意した。

 現在の契約は2015年末までとなっており、両者は共に契約延長を望んでいるが、ハミルトンは今ニコ・ロズベルグと激しいタイトル争いを繰り広げており、その戦いに集中することが望ましいということになった。

 新契約の交渉を保留することを決めた際に、ハミルトンもチームも契約延長についての結論が出るまでは他とは話はしないという取り決めを結んだ。


 ハミルトンとの契約についてメルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは次のようにコメントした。

「今はとても緊迫した状況なので、シーズンに集中するべきだ」
「だがひとつ確かなのは、ルイスとの関係を続けるかどうか状況が確定するまでは、我々は他の誰とも交渉は行わない」

「互いにそういう話をした。我々は他のドライバーと交渉することに関心はないし、実際全く交渉を行っていない。そしてルイスも他のチームとの交渉は一切行っていない」
「そのため互いを信頼することができる」

「今は本格的な(契約)交渉を行うよりも選手権に集中する必要がある。(契約期間が終了するのは)1年半も先のことなのだから」

 ハミルトンは、将来に向けてできるだけ強力なドライバーと契約しようとしているマクラーレンの候補のひとりと考えられている。
 チームメイトのロズベルグは、7月の段階でメルセデスと新たな複数年契約を結んだことが発表された。