NASCARスプリントカップ・シリーズは23日、ブリストル・モータースピードウェイ(0.533マイルオーバル)で第24戦が開催され、ジョーイ・ロガーノ(フォード・フュージョン)が優勝。2位にはブラッド・ケゼロウスキー(フォード・フュージョン)が続き、チーム・ペンスキーがワン・ツーを達成している。
22日に行われた予選では、ケビン・ハービック(シボレーSS)がポールポジションを獲得。ジェフ・ゴードン(シボレーSS)、カール・エドワーズ(フォード・フュージョン)と続いた。
ロガーノは、迎えた500周の決勝レースを5番手からスタート。残り44週というところでマット・ケンゼス(トヨタ・カムリ)から首位を奪う。ただその後、ゴードンをラップダウンする際に手間取り、僚友のケゼロウスキーや、ケンゼスの接近を許すことに。それでも、ロガーノは最後までポジションをキープしてトップでチェッカー。今季3勝目を挙げた。
優勝を果たしたロガーノは、「僕たちはチャンピオンシップも制することができるだろう。どんなタイプのサーキットでもそれを示しているからね。これをキープしていかなくてはいけない」と、王座獲得に向けて意気込んだ。
一方、最終周まで首位を窺ったケゼロウスキーは僅差で2位。同じく僅かな差でケンゼスが3位に続き、シボレー勢の最上位はジミー・ジョンソンの4位となった。
一方、チェイス入りを目指すジェイミー・マクマーレイ(シボレーSS)は、500周のうち148周をリード。ただ、最後のピットストップで順位を落として8位でレースを終えている。また、同じくチェイスを目指すケイシー・ケイン(シボレーSS)は40周をリード。ただ、ホイールが脱輪するトラブルに見舞われて後退、35位となっている。
なお、同じくブリストルで22日に開催されたNASCARネイションワイド・シリーズの第23戦では、ライアン・ブレイニー(フォード・マスタング)が勝利。最後のリスタートでやや出遅れたカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)が2位でレースを終えている。