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ランボルギーニ、来季デビューのワンメイク車両・ウラカンLP620-2の画像を公開

2014年08月25日 16:30  AUTOSPORT web

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美しい外観をもつランボルギーニ・ウラカンLP620-2・スーパートロフェオ
アウトモビリ・ランボルギーニは、モントレー・カーウイークの期間中にワールドプレビューを行ったランボルギーニ・ウラカンLP620-2・スーパートロフェオのスタジオ画像を公開した。この車両は、2015ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオで使用される。

 ガイヤルドに代わり、ランボルギーニから市販されているスポーツカー、ウラカンのワンメイクレースカーであるウラカンLP620-2・スーパートロフェオは、ダラーラ・エンジニアリングの協力を得て開発された車両。

 ランボルギーニの研究・開発部門およびモータースポーツ活動の責任者を務めるマウリツィオ・レッジャーニは「ウラカン・スーパートロフェオは、明確なレーシングコンセプトにもとづきゼロから開発したまったく新しい車だ。すべての機能は、モータースポーツの非常に厳しい安全基準をクリアしつつ、洗練された高度のパフォーマンスを実現するべく設計されている」と語る。

 シャシーには、リヤアスクルまで伸び広がる43kgという軽量なロールケージを使用し、さらに従来のモデルから実に45%も向上した驚異的なねじり剛性を実現。カーボンとアルミニウムによるハイブリッド構造のフレームは、改良したフロントラジエターと、より優れた空力学的効果を発揮するリヤのギアボックスに合わせて形状を修正されているという。

 また、ボディは空力に基づきダラーラと共同開発。ロードカー搭載のV10直噴エンジンを採用し、最大出力620hpおよびパワーウエイトレシオ2.05kg/hpを実現するモーテックのコントロール・ユニットによって制御される。

 このウラカンLP620-2・スーパートロフェオは、来季ヨーロッパ、北米、そしてアジアで開催されるランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオで使用される。日本でもその姿を見ることができるはずだ。