2014年F1ベルギーGPの日曜決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンはリタイアに終わった。
ルイス・ハミルトン 決勝=リタイア
「自分のタイトル争いのことを考えてもチームのことを考えても、この結果には本当にショックを受けている。今日はワンツーを決めるべきだったんだ。今年は厳しい年で、チームの全員が本当に努力している。敗北を喫しても皆、決して諦めずに頑張っているんだ」
「彼にたっぷりスペースを与えた上で通常どおりコーナリングをしていたら、突然後ろから大きな衝撃を受けた。僕にはどうしようもなかった。事実上これによって僕のレースは終わった」
「早くリタイアしたかった。自分が諦めたかったからではなく、前のクルマに追いつくことはできなかったからだ。セーフティカーが出動したとしても彼らの前には出られなかったと思っている。マシンはひどいダメージを受けていたし、エンジンをセーブしたかった。ハンガリーで使ったエンジンが壊れているだけにね」
「今後どうするのかは僕ではなくボスがすべき判断だ。これで約30ポイントの差をつけられてしまった。ここから挽回するのは簡単なことではないだろう。受け入れがたい状況だ。でも最終的には、こういう日もあると考えるしかない」
「(接触に関して)ミーティングをしたのだが、要するに彼はわざとやったと言った。避けることは可能だったと言っていた。「自分の正当性を証明するためにやった」と彼は言ったんだ」
「僕だけじゃなく、トト(・ウォルフ)やパディ(・ロウ)にも聞いたらいい。彼らも彼に不満を感じている」
「フェルナンド(・アロンソ)でもいいし、他のすべてのドライバーに聞いてみるといい。相手のマシンがその全長の半分足らずしか並びかけていなくて、自分がイン側にいる場合は、レーシングラインは自分のものだ。必要以上のスペースを与えるために道をあける義務はない。それにあそこはウォールがあるようなコーナーでもなかった」
「これまでホイール・トゥ・ホイールのレースをうまく戦ってきた。僕らがいつかクラッシュするのは避けられないと言っている人がいるのは知っているけど、今日の(クラッシュ)が避けられないものだったとは思わない」
「この一件は間違いなく審議されるものと思った。何よりもチームのことを考えると残念だ。そしてもちろん僕自身にとっても残念なことだ。ポイントを失い、タイトル争いがより困難になった」
「ミーティングで彼の言葉を聞いて本当に驚いた。何を証明したかったのか彼に聞いてみるといい。ミーティングにやってきた彼は全部僕のせいだと言ったんだ」