全日本F3選手権は22日、翌日からの第10戦/第11戦の開催を前にツインリンクもてぎで占有走行が行われ、佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が総合トップタイムをマークした。
今週末のもてぎ戦には、サム・マックラウド(TODA RACING)と三浦勝(CMS)がスポット参戦し、17台がエントリー。全車が参加した金曜走行は、終始ドライコンディションで推移した。
午前9時25分から始まった1時間30分の午前の走行では、終盤にタイムアップを果たした佐々木が1分47秒086のトップタイムをマーク。松下信治(HFDP RACING F312)が2番手、高星明誠(B-MAX NDDP F312)が3番手に続いた。F3-Nクラスでは、1分50秒494をマークした小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が首位につけた。
13時30分から1時間30分で行われた午後の走行では、多くのマシンがニュータイヤを投入したラスト10分で1分47秒638をマークした高星が首位に。松下、山下健太(PETRONAS TOM’S F314)が続いた。Nクラスでは、午前に続き小泉がトップタイムをマークしている。
午前・午後の総合結果では、午前中に1分47秒086をマークした佐々木がこの日の首位に。コンマ3秒ほどの差で松下が続き、3番手に高星がつけた。Nクラスでは、両セッションとも首位につけた小泉がトップに。2番手に山口大陸(TAIROKU EXCEED)、3番手には湯澤翔平(KCMG F308)が続いている。
全日本F3もてぎは、23日に公式予選と第10戦の決勝レース、24日に第11戦の決勝レースが行われる。なお、公式予選とレースの模様はUstream配信(http://www.j-formula3.com/gallery/live.html)でチェックすることができる。