マルシャF1チームは、マックス・チルトンがベルギーGPのフリー走行2回目からレースドライバーとして復帰することを発表した。
チルトンは、今週木曜日にチームから“契約上の問題”を理由に、ベルギーGPのレースシートをリザーブドライバーであるアレクサンダー・ロッシに譲ることになっていた。
チームは「契約上の問題」について具体的な説明を行っていなかったが、パドックの推測ではチルトンの支援者から予定された支払いがなかったのではないかと言われている。
しかし、フリー走行1回目の終了後、チームはチルトンが残る週末のセッションで本来のレースドライバーに復帰することを正式にアナウンス。すでにFIAへの申請も済ませ、ドライバー交代の許可を受けていることが明らかになった。
無事にシートを取り戻すことになったチルトンだが、当初彼のマネージメントはロッシにシートを与えることでチームに資金が入ってくるとして、チルトンが自発的にシートを手放したと説明していた。