2015年にトロロッソのレースドライバーになることが決定しているマックス・フェルスタッペンが11月のアメリカGPで初めて金曜フリープラクティスに参加する見込みであることが分かった。
18日、トロロッソはレッドブル・ジュニアチームのメンバーであるフェルスタッペンをダニール・クビアトの2015年のチームメイトとして選んだことを発表した。元F1ドライバー、ヨス・フェルスタッペンの息子で現在16歳のマックスは、FIA F3ヨーロッパ選手権に今年初参戦し、ここまでの27戦で8勝を挙げ、ランキング2位に位置している。
ベルギーGPの週末、トロロッソのチームプリンシパルであるフランツ・トストは、フェルスタッペンは近いうちにイタリアのファクトリーでシート合わせを行い、ロッテルダムでのデモ走行や3年落ちのマシンでのテストも予定されていることを明かした。
さらにトストは、アメリカGP以降の金曜フリープラクティスでフェルスタッペンを走らせたいとも述べている。
「(2015年に備えて)彼にはF1マシンでできるだけたくさんの時間を過ごさせ、多くの距離を走らせたい」とトスト。
「少なくともオースティン以降、つまりオースティン、サンパウロ、アブダビでは金曜セッションに参加させたいと思っている。さらに(シーズン終了後の)アブダビテストでも1日走らせる」