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F1に7年ぶりのアメリカン。「準備はできている」とロッシ

2014年08月22日 12:00  AUTOSPORT web

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2014年ベルギーGP アレクサンダー・ロッシ(マルシャ)
ベルギーGPでF1デビューを飾ることが決定したアレクサンダー・ロッシが、急な出来事だが準備はできていると語った。

 マルシャはベルギーGP直前の木曜午後に、「契約上の問題を解決する間」の措置として、同グランプリではマックス・チルトンの代わりにリザーブドライバーのロッシを起用すると発表した。

 アメリカ出身22歳のロッシは、2012年にケータハムF1チームのテストドライバーに就任、2013年からはリザーブドライバーを務めると共にケータハムのGP2チームでレースを戦っていた。
 しかしケータハムF1チームが新オーナーの手に渡った後、彼はF1、GP2の両チームから離脱。ハンガリーGP直前にマルシャと2014年のリザーブドライバー契約を結んだ。

 ロッシはケータハムで何度か金曜フリープラクティスに出場していたが、今週末マルシャでF1レースデビューを果たすことになった。アメリカ出身のドライバーがF1決勝に出場するのは2007年ヨーロッパGPでのトロロッソのスコット・スピード以来となる。

「F1で初めてレースをする機会をもらえて、言うまでもなく興奮している」とロッシ。

「マルシャF1チームが僕への信頼を示してくれたことに、どれほどお礼を言っても言い尽くせない」
「僕にとってはとても大きな出来事だ。短期間でたくさんの準備をしなければならない。でもこういったチャンスに対する準備はとっくにできていたとも感じる」

「スパ-フランコルシャンという歴史ある素晴らしいサーキットでこのチャンスをもらえたこともすごく嬉しい。明日(金曜)からMR03に乗ることになるが、今から待ちきれない思いだよ。いいレースウイークエンドを送り、チームにお返しをしたい」