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ケータハムでF1デビューのロッテラー「アップデートのテストに貢献したい」

2014年08月20日 21:20  AUTOSPORT web

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アンドレ・ロッテラー
今週末のベルギーGPでF1デビューを果たすことになったアンドレ・ロッテラーが、育った場所に近いスパ-フランコルシャンでF1マシンに乗るのが待ち切れない思いだと語った。

 ケータハムは20日、ベルギーGPの週末に小林可夢偉の代わりにロッテラーを走らせることを正式に発表した。

 ドイツ出身32歳のロッテラーは、WEC、スーパーフォーミュラ(フォーミュラ・ニッポン)、スーパーGT(JGTC)でタイトルを獲得した経験を持ち、ル・マン24時間では3回優勝している。

 チームはロッテラー起用の声明において、「彼も経験あるドライバーであり、週末を通してその力を借りることになる。彼のフィードバックはマシンパフォーマンス向上に役立つだろう」「ロッテラーは複雑なコンディションのレースを多く経験したドライバーである」として彼への期待を述べている。


「F1レースウイークエンドに参加する機会を与えてもらい、嬉しく思っている」とロッテラー。
「チャンスをくれたケータハムF1チームに感謝したい」
「このチャレンジに立ち向かう準備はできている。マシンに乗り込むのが待ち切れない思いだし、この週末を最大限に活用するつもりだ」

「マシンに早く慣れる必要がある。チームはたくさんのアップデートを持ち込むために努力してきた。マシンのパフォーマンスを最適化するため、走行時間を最大限に活用しなければならない」

「スパ-フランコルシャンという伝説のサーキットでレースをするのがすごく楽しみだ。大好きなサーキットだし、育った場所ととても近いから、特別な忘れられない週末になるだろう」

 今週末はロッテラーが走るものの、可夢偉は今もチームの一員であると、ケータハムは明言している。