マルシャのスポーティングディレクター、グレーム・ロードンは、現在のドライバー、ジュール・ビアンキとマックス・チルトンの両方に満足しているが、2015年のラインナップはシーズン後の12月まで決定するつもりはないと語った。
ビアンキがモナコGPで9位に入ったことでマルシャはF1参戦以来初のポイント獲得を成し遂げ、現在コンストラクターズ選手権9位に位置している。
ロードンは今シーズンのドライバーふたりを称賛した。
「彼ら(ビアンキとチルトン)はふたりとも素晴らしい仕事をしている」とロードンは英Crash.netに対して語った。
「チームの雰囲気は素晴らしいし、ふたりのドライバーたちは健全な形で競い合っている。カナダで接触があったがそういうことはその一度だけだ。ドライバーをふたりとも代えなかったのは今年が初めてだが、非常にうまくいった。学習中のふたりがスキルを向上させることができるよう、彼らに安定した環境を提供している」
ドライバーラインナップを変更しなかったことがうまくいったと認めるロードンだが、2015年に関する決定はシーズン末まで待つと述べている。
「来年のドライバーラインナップに関しては、例年どおり12月まで決定しないつもりだ。シーズン中は現在の選手権順位を維持することに100パーセント集中し、その結果を見てみる」