マリリン・モンローやキャンベル・スープ缶をモチーフにした作品などで知られるポップアートの旗手、Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)。
その未公開フィルムが、このたびデジタル化されることが決定!1963年から1972年に制作された数百点もの作品が、近い将来一般公開されることとなりそうだ。
このプロジェクトは、アンディ・ウォーホル美術館、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、そして卓越した視覚効果技術で知られるMPCがパートナーシップを組んで行なうもの。
1000本近いオリジナルの16mmフィルムを、“最も価値のあるキャンバスと同様”細心の注意を払いながら数年かけてスキャンし、高画質のデジタルイメージとして甦らせるのだ。
日本では今年ウォーホルの大規模回顧展が開催され、その人気ぶりが証明されたばかり。今回の企画は、キュレーターや研究者はもちろん、一般のアートファンにとっても嬉しいものだ。
なお、デジタル化される作品のうち15本は、10月17日にピッツバーグにて開催される「Exposed: Songs for Unseen Warhol Films」というイベントにて初公開予定。
音楽ライブと共に鑑賞という貴重な体験ができるので、現地に滞在予定の人は、ぜひ訪れてみて!
The warhol
http://www.warhol.org/museum/pressroom/
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