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レッドブル「史上最年少ドライバー起用にリスクは一切ない」

2014年08月20日 11:50  AUTOSPORT web

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2014年FIAヨーロッパF3選手権ニュルブルクリンク マックス・フェルスタッペン
レッドブルのモータースポーツコンサルサントを務めるヘルムート・マルコが、来季トロロッソのシートを与えるマックス・フェルスタッペンにはF1チャンピオンになる資質があるとして、経験の少ないドライバーを起用することのリスクを否定した。

 18日、トロロッソはレッドブル・ジュニアチームのメンバーであるマックス・フェルスタッペンを2015年、ダニール・クビアトのチームメイトとして選んだことを発表した。元F1ドライバー、ヨス・フェルスタッペンの息子で現在16歳のマックスは、FIA F3ヨーロッパ選手権に今年初参戦し、ここまでの27戦で8勝を挙げ、ランキング2位に位置している。

 期待の若手として注目を集め、メルセデスとも交渉していたことが知られるフェルスタッペンJrは、来年デビューする際には史上最も若いF1ドライバーとなる。フォーミュラでの経験を1年しか積まずにF1にデビューするのは時期尚早であると考える者も多いが、レッドブルはリスクを冒すことにはならないとマルコは主張している。


「彼は信じられないほどの速さを持っている」とマルコが述べたとF1公式サイトが伝えている。
「年齢にしてはとても成熟しているし、かなりの努力家だ。チャンピオンになるのに必要な要素をすべて備えている」

「F3への適応の早さには驚かされた。彼が特別な人材だと私が思ったのはノリスリングでのことだ。ウエット寄りの複雑なコンディションで、彼は誰よりも1周2秒以上速かった」

「(F1)デビュー戦を迎える時に17歳であり、かなり若いのは確かだ。でもリスクがあるとは思わない。彼は頭を使って走れることを何度も証明してきた。彼とは何度も話をした。会話をかわすと彼がどれだけ成熟しているかが分かる」

「トロロッソは若手ドライバーを教育し鍛えるチームとしてよく知られている。彼はそういう環境に入るわけだ。レッドブルファミリーにはあらゆる可能性があるから、彼は十分準備を整えた状態でシーズンを迎えることができる。それに関して何のリスクもないと考えている」