NASCARスプリントカップ・シリーズは17日、ミシガン・インターナショナル・スピードウェイ(2マイルオーバル)で第23戦の決勝レースが行われ、ジェフ・ゴードン(シボレーSS)がポール・トゥ・ウインで今季3勝目を飾った。
15日に行われた予選でポールポジションを決めたゴードンは、予選2番手を獲得したジョーイ・ロガーノ(フォード・フュージョン)とともに200周の決勝レースでも首位を奪い合う展開に。レースを通して、ロガーノは80周以上、ゴードンも60周以上をラップリーダーとして走行した。
レース終盤のコーション後、残り17周でのリスタートでは、ゴードンがロガーノに先行。ロガーノも食い下がるがオーバーテイクはならず、最後はゴードンが後続をやや引き離す形でトップチェッカーを受けた。
「簡単な勝利ではなかった。空力とトラックポジションが重要な場合は特にそうだ」とゴードン。
「最後のリスタートもそうだった。我々は勝てるクルマを持っていた。マシンは素晴らしかったが、上位のマシンにはみんな大きなアドバンテージがあったんだ」
ゴードンとロガーノの後方では、ケビン・ハービック(シボレーSS)とポール・メナール(シボレーSS)が接近してきており、ハービックがロガーノを捉えて2位を獲得。ロガーノが3位につけ、メナールが4位となった。5位にデイル・アーンハートJr(シボレーSS)が入り、トヨタ・カムリ勢の最上位はクリント・ボウヤーの6位となっている。
なお、16日にミドオハイオのロードコースで争われたNASCARネイションワイド・シリーズ第22戦では、クリス・ブッシャー(フォード・マスタング)が優勝を飾っている。