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母性を活かし出世するエジプト女性の働き方

2014年08月19日 00:01  オズモール

オズモール

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ただただ毎日忙しく、あっという間にときが流れていくと、ふと「なんのために働いているのだろう」とむなしくなることってない? そんなときは「エジプト人女性の働き方が参考になる」と話すのが、世界25カ国を訪れた経験があり、各国の女性達から学んだ知恵を多くの女性にアドバイスしている向みどりさん。 「イスラム教徒が9割以上のエジプトでは、女性の幸せは家庭を作り、子供をたくさん産んで育てるということ。それ自体いいか悪いかは別にして、女性たちはみな非常に“働き者”です。階級に関わらず専業主婦は珍しく、働く女性が多いのですが、共通しているのは“家族のために働いている”ということ。家族のために働くことで一生懸命になれて、いつも明るくいられるのです。実は女性は出世欲をむき出しにして男性と同様に働くよりも、家族を思う母としての能力=母性を活かして働くほうが、結果的に出世しやすいのです」(同) でも、独身の場合、家族のために働くという意識を持つのは難しいかも。 「独身だったり、ひとり暮しだったりしても大丈夫。もともと女性には、身近な人を家族のように大切に思う力が備わっているのです。例えば職場の後輩を子供や弟、妹だと思って、自分が手本になるという意識を持ってみてください。そうすれば難しい仕事でプレッシャーを感じてしまうときでも、『これを成功させれば後輩が喜ぶ』『この経験を乗り越えれば後輩にいいアドバイスができる』など、がんばるモチベーションが生まれてくるものです」(同) 仕事のストレスで押しつぶされそうになると、心のバランスを崩してうつ状態になってしまうケースもあるけれど、自分だけに意識を向けるのではなく、誰かのために働いて、さらに役に立っているという感覚があると、視野が広くなって明るい気持ちを保ちやすいのだそう。 「もちろん、職場のチームワークがよく、楽しく仕事ができていなければ『誰かのために』という意識は持ちにくいもの。チームワークをよくするためにも、自分が“お母さん”的役割で後輩の面倒を見たり、細やかな気配りを心がけたりするといいでしょう」(同) 「自分は独身だし母親的役割なんて無理」という人も、自分の母親などを手本にして“お母さん”を演じてみよう。仕事へのやる気が湧いてくるのを感じられるかも! 向みどりロイヤルウーマンズLABO主宰。世界25カ国を訪れ、その中の数カ国に住んだ中で人生を自由に生き生きと生きている女性たちに出会い、家庭と仕事を幸せに両立している女性の自立した生き方を学ぶ。世界中の女性たちから学んだ知恵と豊富なスピリチュアルの知識をもとに構成した『究極の幸せを掴む7つのレッスン』で「自分だけの特別な価値で世界と日本をつなぐ、感性豊かな女性」を育成するセミナーを、数多く開催している。 【オズモール】