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ビアンキ「ライコネンとフェラーリは契約を尊重する」

2014年08月18日 19:40  AUTOSPORT web

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マルシャF1チームのジュール・ビアンキは、キミ・ライコネンに代わって2015年にフェラーリをドライブするのではないかとの噂を再度否定した。

 今年フェラーリに復帰したライコネンは、ハンガリーまでの11戦で最高位6位と期待ほどのパフォーマンスを発揮しておらず、チームメイトのフェルナンド・アロンソを一度も上回れていない。そのため、ライコネンはフェラーリとの契約期間が満了する2015年末まで走り切らないのではないかとの推測もなされている。

 一方、跳ね馬の育成ドライバーとしてマルシャで2シーズン目を過ごしているビアンキは、これまでに何度か印象的な走りを披露しており、7月のシルバーストンテストではイギリスGPで負傷したライコネンに代わってフェラーリのマシンをドライブした。

 しかしビアンキは、フェラーリとライコネンの両方が2015年末までの契約を尊重すると確信している。
「彼らは来年も両方のドライバーと契約を有している。僕は彼らがそれを変更することはないと思っている」とビアンキが語ったとCrash.netが伝えている。
「僕に必要なのはマルシャでの仕事に集中し続けることであり、そこで最良の仕事をすることだ」

 ビアンキは、2015年に定期的なポイント獲得が望めるチームにいたいと考えており、マルシャにはそれができる可能性があると語った。
「僕はポイント争いができるポジションにいたい」とビアンキ。
「僕らは、今ある状況で素晴らしい仕事をしている。しかしより多くの資金があれば、さらに競争力も高くなる」
「僕はフェラーリのドライバーだ。したがって、よりよい場所に僕を置くことは彼らの利益にもなる」