GTアジアセパン:クラフト-バンブーのアストンとCWレーシングのフェラーリが勝利分け合う
2014年08月18日 18:50 AUTOSPORT web
GTアジアの第7戦・第8戦が8月16日~17日にマレーシアのセパン・サーキットで行われ、レース1はステファン・ミュッケ/フランク・ユウ組クラフト・バンブー・レーシングの97号車アストンマーチン・バンテージGT3が、レース2は澤圭太/モク・ウェン・サン組クリアウォーター・レーシングの3号車フェラーリ458が優勝を飾った。
オートポリス、富士と続いた日本ラウンドに続き、マレーシアに舞台を移して開催されたGTアジア。27台のGT3カー/GTMカーが参戦し予選から接戦が展開されたが、途中豪雨に見舞われ赤旗が出る場面も。予選1ではアブソリュート・レーシングのアウディR8 LMSウルトラがフロントロウを独占し、地元のアレックス・ユーンが乗り込む98号車がポールポジションを獲得。予選2はシンハAASの11号車ポルシェがポールを得た。
16日のレース1では、スタートでユーン駆るアウディはワイドにふくらみポジションを落とす一方、セットアップを変更し追い上げたミュッケ/ユウ組アストンが5番手から追い上げ優勝。ダビデ・リッツォ/アンソニー・リウ・シウ組BBTのフェラーリが2位、ロブ・ベル/濱口弘組マクラーレンが3位に続いた。GTMクラスはジョージ・チョウ/トーマス・フィヨルドバッハ組トップスピードのフェラーリが優勝。青木拓磨/浦田健組ランボルギーニが2位に入っている。
17日のレース2では、澤/モク組フェラーリが、NB Teamの9号車アストンマーチンを抑 え優勝を飾った。BBTのフェラーリが3位。濱口組マクラーレンは4位となっている。GTMクラスは、青木/浦田組ランボルギーニが優勝を飾った。
日本勢では、セットアップに苦しんだB-MAXの田中哲也/吉田基良組ニッサンGT-RニスモGT3は第7戦が11位、第8戦が12位という結果に。サムソン・チェンと組んでフォードGTをドライブした横溝直輝は、予選1で7番手を獲得。第7戦はリタイア、第8戦は13位となった。