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佐藤公哉、最終戦を残しAUTO GPの今季チャンピオンを決める

2014年08月18日 11:10  AUTOSPORT web

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AUTO GPの今季チャンピオンを決めた佐藤公哉(右)とユーロノバ・レーシング代表のビンツェンツォ・ソスピリ
8月16日~17日、ドイツのニュルブルクリンクでAUTO GPの第7ラウンドが行われ、佐藤公哉(ユーロノバ)が土曜のレース1で優勝、日曜のレース2で3位に入り、2014年のAUTO GPチャンピオンを獲得した。

 2010年まで全日本F3を戦った後、11年からヨーロッパに渡りユーロF3、ドイツF3を戦った佐藤は、2013年からAUTO GPに参戦。今季はGP2参戦と並行して、昨年惜しくも取り逃したAUTO GPタイトル獲得を目指していた。

 シーズン序盤から表彰台の常連として選手権を優位に戦っていた佐藤は、DTMドイツツーリングカー選手権と併催となったニュルブルクリンクでの第7ラウンドでレース1を制すと、17日のレース2でも3位表彰台を獲得。ランキング2位のタマス・パル-キス(バーチュオシ)が優勝したものの、最終戦エストリルを残し、今季のチャンピオンを決めた。

「本当に嬉しいです。昨年はチャンピオンを逃しているのでなおさらですね」とレース後の記者会見で佐藤は喜びのコメントを残した。すでにザウバーF1のテストドライブをこなしている佐藤は、この後、調子を上げてきているGP2の残りシーズンでアピールしていくことになる。