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WEC開幕戦欠場のミレニアム・レーシング、シリーズ後半戦への参戦を諦めず

2014年08月13日 16:50  AUTOSPORT web

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シーズン開幕前のテストに参加したミレニアムのオレカ03・ニッサン
WEC世界耐久選手権のLMP2クラスにフルシーズンエントリーしているミレニアム・レーシングは、9月末の第4戦オースティンを含め、今季後半戦からのシリーズ参戦を計画している。

 今季WECに2台のオレカ03・ニッサンでフルエントリーしているミレニアム。ドライバーとして、中野信治や、トヨタのリザーブも務めるマイク・コンウェイも起用していたが、資金的な問題によりル・マン24時間を含むここまでのシリーズ開幕3戦を全て欠場している。

 チームボスのサイモン・ドーソンは、WECの後半戦を戦うための資金がまだ調達できていないことを認めつつ、残りのレースに1台で参戦するための希望はあるのだと説明した。

「今年初めよりは進捗があるし、今後数週間以内に解決することを願っているよ」と英AUTOSPORT.comに語ったドーソン。


「オースティン戦も諦めていないし、本当に参戦したいと思っているんだ。ただ、今週中に状況が整わなくてはならない」

「マシンの準備はできており、テストの暫定的な予定もある。自分たちでフライトを手配しているから(シリーズでまとめてマシンを輸送してもらうよりも)快適だろう」

 ミレニアムが参戦する場合は、2台のうち22号車が投入され、ジョン・マーティン/オリバー・ターベイ/ファビアン・ジロワがドライバーとしてラインナップされると見られている。

 また、今季いくつかのGT3レースへの参戦も計画していたミレニアムは、来年1月のドバイ24時間に2つの参戦枠を確保しているという。