現在最も注目を集めている若手ドライバーのひとりで、F3に参戦するマックス・フェルスタッペンが、レッドブルの若手育成プログラムに加入したことが発表された。フェルスタッペンJrはメルセデスとも交渉していたことが知られている。
元F1ドライバー、ヨス・フェルスタッペンの息子で現在16歳のマックスは、2014年のヨーロッパF3選手権に参戦、レース24終了時点で7勝を挙げ、ランキング2位に位置している。彼に対してレッドブルとメルセデスの2チームからオファーが来ており、フェルスタッペンSrはどちらのチームにもいい感触を持っているが正しい決断をしたいと述べていた。
12日、レッドブルはマックスがジュニアチームの一員となったことを発表した。
「マックス・フェルスタッペンが、レッドブル・ジュニアチームへの加入という我々の誘いを受けてくれたことを発表でき、非常に喜ばしく思っている」と声明には記されている。
「16歳の彼は即時加入、F3活動は継続し、今週末のニュルブルクリンク戦にはレッドブル・ジュニアとして参戦する」
フェルスタッペンJrは次のように喜びを語っている。
「もちろんとても嬉しく思っているし、レッドブル・ジュニアチームの一員になれて誇りに思う」
「このチャンスを両手でつかみ、レッドブルと共に自分のキャリアを最大限に発展させることを目指す。このパートナーシップの実現に力を貸してくれたDr.ヘルムート・マルコ、僕を信頼してくれたレッドブルに感謝したい」
フェルスタッペンJrは、すでにファン・アメルスフールト・レーシングからマカオGPに参戦することが決定しており、その計画に変更がないことも正式に発表された。
彼は最近レッドブルリンクで旧型のフォーミュラ・ルノー3.5のマシンで走行を行っているものの、これは単に撮影目的であったとレッドブルは述べている。