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ロイック・デュバル、許可が下りスーパーフォーミュラ第4戦もてぎに出場決定

2014年08月12日 16:40  AUTOSPORT web

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もてぎでスーパーフォーミュラに復帰することになったロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)
全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦するKYGNUS SUNOCO LeMansは12日、8月23日~24日にツインリンクもてぎで開催されるスーパーフォーミュラ第4戦もてぎについて、8号車のドライバーであるロイック・デュバルの出場許可が下りたため、正式に出場すると発表した。

 デュバルは今季、WEC世界耐久選手権にアウディスポーツから1号車アウディR18 e-トロン・クワトロで参戦する一方、スーパーフォーミュラにもTeam KYGNUS SUNOCO LeMansから参戦。新シャシー、新エンジンで臨んだ開幕戦鈴鹿では見事な大逆転劇で優勝を飾っていた。

 しかし、WEC第3戦ル・マン24時間の走行初日となる6月11日のフリープラクティスで、ポルシェコーナー後半に差しかかったデュバル駆る1号車アウディは、ハイスピードでコンクリートウォールにヒット。キャッチフェンスに激突した後着地した1号車は、リヤエンドを中心にバラバラの状態となった。

 ドライブしていたデュバルは幸いにも2カ所の擦り傷で済み、ル・マン市内の病院に搬送された後自宅に戻り静養。治療により順調に回復したが、事故直後の大会ということもありFIA、およびフランスの自動車連盟にあたるFFSAから乗車許可が下りず、7月のSF第3戦富士は欠場。アンドレア・カルダレッリが代役として出場し、ポールポジションを獲得する活躍をみせていた。

 その間も静養に努めていたデュバルについて、KYGNUS SUNOCO LeMansは12日、FIAとFFSAから乗車許可が下りたため、第4戦もてぎに復帰することを明らかにした。チームによればデュバルはすでにベストな体力を取り戻しており、「富士に参戦できなかった悔しさをもてぎで晴らすべく、全力で戦いたい」とコメントしているという。