ツインリンクもてぎ内にあるホンダコレクションホールでは、9月17日に動態保存されている二輪、四輪のレーシングマシンの走行確認テストを行う。
1998年のオープン以来、ホンダの技術の歴史とものづくりへの情熱、チャレンジングスピリットを感じさせる二輪、四輪、汎用製品、レーシングマシン、国内外のライバル車など約300台を展示しているホンダコレクションホール。
この中に所蔵されている歴史的レーシングマシンを走行可能な状態で保存する“動態保存”のため、ツインリンクもてぎではしばしば走行確認テストが行われ、コンディションが保たれている。しばしばイベント等で歴史あるマシンが登場することができるのは、このテストのおかげだ。
ツインリンクもてぎでは9月17日に、この動態保存のための走行確認テストを実施する。二輪では1959年のRC142をはじめ、6台が走行予定。また、四輪では1986年にナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケのふたりによりタイトルを争ったウイリアムズFW11・ホンダ、1988年にアラン・プロスト、アイルトン・セナのふたりが駆り前人未踏の16戦15勝を達成したマクラーレンMP4/4・ホンダ、NA元年となった1989年のマクラーレンMP4/5・ホンダという第2期ホンダF1活動の中でも珠玉のマシンと言える3台が走行する。
走行は南コースで、南コースエリア外、上段歩行者エリアから見学が可能。入場料金は通常のサーキット入場料だけでOKだ。駐車料金は四輪1000円、二輪500円。詳細はツインリンクもてぎホームページ(http://www.twinring.jp/collection-hall/)まで。