ひと漕ぎすると涼しげな音が響く“音ブランコ”を使って、みんなで曲をつくろう!という、ロマンティックなプロジェクトが進行中だ。
「The Swings」は、カナダ・モントリオールのデザイン・スタジオ「Daily tous les jours」が先日、米コロラド州で開催された「Green Box Arts Festival」にて発表した作品。
ブランコを漕ぐと、それぞれの台から1つの音が出る仕組みになっており、ブランコを漕ぐタイミングをずらしたり、シンクロさせたりすることで、オリジナルの旋律を生み出すことができるという。
それと同時に、ブランコの座椅子の裏の部分は、光るようになっており、辺りが暗くなると、ブランコがスウィングする光の残像と音とのコラボレーションも楽しめるのだ。
乗る人だけでなく、周りで見ている人たちも、巨大なアート作品として堪能できるこのインスタレーションは、森や池、湖のそばといった自然の中に設置すると、景色と相まって一段と映えるそう。
水面に映る光や、森に響く涼しげな音色が、息をのむほど美しい。
「The Swings」の考案者は、このプロジェクトでできるだけ多くの場所を回りたいと考えているそうで、「うちの街にも来て欲しい!」という声があれば、可能な限り新しい街を訪れたいと、海外ツアーにも前向きな様子。
ここ日本でもさまざまなアート、音楽系のフェスティバルが開催されているので、ぜひ機会があれば来日してほしい!
サイトでは、実際の音と光の様子を収めた動画もアップされているので、そちらもぜひご覧あれ。
Daily tous les jours(The Swings)
http://www.dailytouslesjours.com/project/the-swings/