ミハエル・シューマッハーの医療記録を盗んだ疑いで逮捕された人物が独房で死亡しているのが発見された。
2013年末にシューマッハーはフランス アルプスのリゾート地メリベルでスキーをしている最中に転倒し、頭部に重傷を負った。彼は長期にわたってフランスのグルノーブル大学病院で人工的な昏睡状態に置かれ、回復に向けた治療を受けていたが、6月にはリハビリのために自宅に比較的近いスイスのローザンヌ大学病院に転院した。
その後、シューマッハーの医療記録が盗まれ、売りに出されるという事件が発生、検察官はスイスの病院への移送を担当したスイス・エアレスキューREGAの調査を行い、マネージャーを容疑者として今週火曜、逮捕した。
容疑者は犯行を否認していたということだが、スイス警察の発表では、水曜、チューリッヒの独房で首をつって死んでいるのが発見されたということだ。
シューマッハーのマネジメントは、シューマッハーの医療記録の売買に関わった者が分かれば、訴訟を行う構えであることを発表していた。