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HPD、開発中のクローズドLMP2『HPD ARX-04b』を来季は6台供給か

2014年08月06日 11:00  AUTOSPORT web

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HPDが15年に向けて開発中のクローズドLMP2『HPD ARX-04b』
アメリカのホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)は、現在開発中のクローズドLMP2『HPD ARX-04b』を、2015年シーズンに向けて6台供給する見込みだという。

 アメリカン・ホンダモーターのモータースポーツ活動を担っているHPDはこれまで、LMP1/LMP2クラス向けのHPD ARX(アキュラ・レーシング・エクスペリメンタル)シリーズにホンダエンジンを搭載しリリース。現在は、新LMP2カーのHPD ARX-04bを、来季に向けて開発している。

 HPDを率いているスティーブ・エリクセンは、WEC世界耐久選手権、そしてユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)に、合わせて6台を供給することになりそうだと語った。

「我々の目標は、来シーズンに向けての6台のマシンを用意することだった。そして、6台全てを用意することができると確信している」とエリクセン。

「推測にはなるが、USCCに4台、WECに2台ということになるだろう」

 来季に向けては、USCCに参戦するエクストリームスピード・モータースポーツ(ESM)が、2台のHPD ARX-04bを投入することを発表しているが、その他の交渉中チームの名前は現在のところ明かされていない。

 エリクソンによると、HPD ARX-04bは11月には走行を始める予定だという。

「マシンの製作は順調に進んでいるよ。我々は最初のマシンを10月後半に組み上げ、11月にはトラックに投入する計画だ」