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スーパーGT:LGDA夏祭りは多くの家族連れで賑わう。交通安全を意識したイベントも多数

2014年08月02日 19:30  AUTOSPORT web

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『LGDA夏祭り 2014 in MEGAWEB 君たちの未来へ~No Race No Life~』の様子
2日、東京・お台場のMEGA WEBで、スーパーGT500クラスにレクサスRC Fで参戦するドライバーたちで組織されるレクサスGTドライバーズ・アソシエイション(LGDA)が行うファンイベント、『LGDA夏祭り 2014 in MEGAWEB 君たちの未来へ~No Race No Life~』が開催され、多くの家族連れで賑わった。

 このLGDA夏祭りは、2006年に当時のトヨタのスーパーGTドライバーによって組織されたTGDAが主催してスタートしたイベント。その後組織はLGDAに名称を変え、さまざまな模索を続けながら毎年夏休みにイベントを開催。ふだんドライバーたちはサーキットではレースに集中していることもあり、交流しきれないファンとの時間を大切にしながら、さまざまなイベントを行っている。

 夏休みを迎え多くの家族連れが詰めかけた今年のLGDA夏祭りは、昨年から大きなテーマとして交通安全への取り組みを行っており、今年は警視庁とも連携。会場にはパトカー仕様トヨタ86をはじめ、本物の白バイも登場した。

 主役であるGTドライバーはもちろん、ふだんサーキットで活躍するチームスタッフ、そしてレースクイーンが全面的に協力して作られた今年のイベントは、ステージ上でのトークショーをはじめ、GTドライバーが車庫入れのコツを伝授する『ペーパードライバー講習 in LGDA』、昨年まで活躍したSC430を使ったコクピット乗車体験、白バイ乗車体験、ある意味本物のGT500マシンよりもレアとも言えるSC430の風洞モデルやカーボンパーツがTRDから展示されるなど、大人のファンも十分に楽しめる内容に。

 また、GTドライバーと一緒に写真が撮れたり、キッズカートを体験できたり、レースクイーンと一緒にお絵かき体験ができたり、タミヤの協力によりラジコン楽しめたり、会場に設置された迷路で遊べたりと、子どもたちにとっても存分に楽しめるイベントが満載だったのが印象的。ハンドルを左右に動かし前進する『ハンドルカー』のレースでは、子どもたちがGTドライバーよりもうまく操作し、会場を賑わせた。

 ステージ上では、レクサスドライバーたちのプライベートを明かすトークショーの他に、真面目に交通安全を語るトークショーも。脇阪寿一、伊藤大輔、中嶋一貴に加え、警視庁交通部交通総務課の片岡警部補を交え、実際の交通事故の事例を再現したビデオを見ながら、レーシングドライバーとしての運転技術、そして警察の視点から安全に向けたトークを展開した。

 最後はライドワンコースを使い、片岡警部補の白バイと、寿一が乗車したパトカー仕様86が走行。ドライバーたちはもちろんレースクイーン、そしてファンも一緒になり写真撮影を行った。会場内ではドライバーやレースクイーンが移動する際も、時間をギリギリまで使ってサインや一緒に写真に収まったりと、ファンとの交流を積極的に行っていた。