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ケータハム訴訟問題:元従業員側も主張を曲げず、再度声明発表

2014年07月31日 15:40  AUTOSPORT web

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2014年ドイツGP クリスチャン・アルバース(ケータハム代表)
ケータハムへの訴訟を考えている元従業員たちが、チームからの反論を受け、改めて不当解雇であったとの主張を行った。

 ケータハムの新チームオーナーは、チーム再編において40人以上のスタッフを解雇した。28日、元従業員たちは、これは英国雇用法に反する行為であるため法的措置を取ると共にFIAに対して調査を求めるとの考えを表した。
 29日にケータハムは元従業員側の主張は事実ではないと反論し、逆に訴訟を起こす構えであることを明らかにしたが、翌30日に再度従業員側が改めて自身の主張を行った。

「(ケータハムからの解雇通知において)解雇の理由は以下のとおり記されていた」と声明には記されている。
『オーナーシップ変更の後、新オーナーが引き継いだ現在の財政状態により、ケータハム・スポーツLtdにおけるあなたの職は即時終了となります。……あなたは“その他の重大な理由”により法律に従って解雇されます』」

「ケータハムからの従業員の即時解雇は、警告あるいは協議なしに行われた。これは雇用法への違反であり、重大な賠償請求の対象となる」
「解雇された従業員の代理人は、2014年7月25日にケータハムに書状を送り、上記の件に関する返答を求め、解決を要請した。この書状に対するケータハムからの返答はまだない」