26日に行われた単走予選では、松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)がタービンブローで敗退を喫したほか、野村謙(PACIFIC RACING TEAM with BLITZ)もウォームアップ走行時にテンションロッドが折れリタイア。また、片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)と谷口信輝(HKS)も得点が伸びず予選敗退に。
一方、昨年のD1ストリートリーガルでシリーズ2位を獲得した平島明(TKL with D-MAX)、そして昨年のD1レディースリーグ王者の味元美智恵(TOYO TIRES with SPEED MASTER)は、初の予選通過を果たすこととなった。
その後行われた単走決勝では、前戦に続き予選トップ通過を果たした川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が、207km/hを超える高速から高いアベレージスピードを維持しながらリズムよくコーナーをクリア。暫定トップだった唄和也(GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo.)の得点を上回る100.41点をマークし、単走優勝を飾った。
追走が行われる翌27日は雨に。ウエット路面で争われた追走予選では、ランキングで上位につけるドライバーたちが勝ち進む結果となったが、末永正雄(Team RE雨宮 SUNOCO)と松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)のRX-7対決では末永がマシンの体勢を乱し松井が勝利。また、上野高広(TEAM VERTEX with CAR GUY)と今村陽一(OTG Motor Sports)のバトルでは、上野のスピンにより両車が接触。上野が走行不能となったため今村が決勝進出を決めた。