イギリスのメディアが、フェラーリはエンジニアリングディレクターのパット・フライを解雇することを決めたようだと報じた。チームはそれを否定している。
F1に大きな規則変更が導入された今年、フェラーリは優位に立つチャンスをつかめず、11戦終了時点でランキング首位のメルセデスから251点差の3位にとどまっている。Sky Sportsは、情報筋によるとチームはこの不振を受けてフライを解雇しようとしているようだと報じた。
すでに4月にチームプリンシパルのステファノ・ドメニカリがフェラーリを離脱、エンジン部門責任者のルカ・マルモリーニもチームを離れたともいわれている。
フェラーリは今週月曜夜、Sky Sportsの取材に対し、フライ離脱のうわさを否定したという。チームはTwitterでも「パット・フライについて質問が来ていますが、ウワサ、ウワサ、ウワサに過ぎません」と発言している。
マクラーレンのチーフエンジニアを務めたフライは2010年にフェラーリに加入した。昨年、フェラーリはロータスの元テクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンと契約、アリソンは現在シャシー・テクニカルディレクターを務めている。