オーストラリアのレーシングチーム、エレバス・モータースポーツのチームオーナー、ベティ・クリメンコとその夫であるダニエルが、7月26日~27日に開催されたブランパン耐久シリーズのスパ24時間を訪れ、来季の参戦を模索した。
オーストラリアV8スーパーカーではメルセデスベンツE63 AMGを走らせ、メルセデスSLS AMG GT3でオーストラリアGTチャンピオンシップにも参戦するなど、積極的にレース活動を行う強豪エレバス。メルセデスとの強力な関係とともにマカオGTカップやGTアジアにも登場し、日本やアジアのチーム、ドライバーとも激しい戦いをみせているチームだ。
そんなエレバスの女性オーナーであるベティ・クリメンコは、スパを訪れ2015年の24時間レース参戦を見据え視察。また、エレバスのドライバーアカデミー出身者であるオーストラリアGTのポイントリーダー、リチャード・マスカットとチームのエンジニア、ふたりのメカニックをドイツの強豪ブラックファルコンに送り込んだ。
「私たちは来年、ここにいるつもりなの。まだすべて決まっている訳ではないから、今のところ希望だけど。私たちのSLSを持ってきてオーストラリアのシリーズで戦っているドライバーと、助っ人ドライバーで参戦するつもり」