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アジアン・ル・マン、参戦台数増加を狙い有効ポイント制を採用

2014年07月29日 15:00  AUTOSPORT web

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AsLMS第1戦インジェ 優勝した1号車モーガン・ジャッド
アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)は、7月20日に決勝レースが行われた今季開幕戦インジェ3時間を終えて、レギュレーションを一部改定したことを明らかにした。

 2013年からスタートし、2年目のシーズンを迎えたAsLMSだが、韓国・インジェで行われた開幕戦のエントリー数は8台に。これを受けて、AsLMS、そしてACOフランス西部自動車クラブは開幕戦後、全チーム同意のもとレギュレーションを一部改定した。

 まず、チャンピオンシップ争いに関して、有効ポイント制が採用されることになった。これにより、今季は全5戦の中ベスト4レースの結果で王座が争われることになる。AsLMSによると、有効ポイント制の採用により、富士戦から参戦するチームもシーズンでの勝負権を保持できるとしている。ただ、ル・マン24時間への参戦権を得るためには、今季の残り4戦を全てを戦わなくてはならないということだ。

 また、各ドライバーの走行時間に関しても変更に。3人体制を敷くチームのプラチナ/ゴールドドライバーの走行時間が、3時間レースの場合には90分までに延長された。これまでのレギュレーションでは、プロドライバーの走行時間の面で、2人体制のチームに対して3人体制のチームにデメリットが存在していた。

 AsLMSの第2戦は、8月29日~31日に富士スピードウェイで行われる。