ライコネン「本当に走らなくていいのかと何度も尋ねた」フェラーリ土曜コメント

　2014年F1ハンガリーGPの土曜予選で、フェラーリのキミ・ライコネンは17位を獲得した。

キミ・ライコネン　予選＝17位
「今日の予選結果にとてもがっかりしている。今週末僕は調子がよく、クルマにいい感触を持っていただけにね」

「（Q1で）ミディアムタイヤを使って最初の走行を行った後、そのタイムなら十分Q2に進めるはずだとチームに言われた。それでリスクを冒し、ソフト側のタイヤで2回目の走行を行わなかった。残念ながら結局うまくいかず、Q1を通過できなかった」

「もう一度走るという予定だったのに結局走らなかった。チームから「大丈夫、出て行く必要はない」と言われた。本当にそれでいいのか何度か聞いたが、彼らは必要ないと答えた。でも結局こういう結果になった」

「F1チームとして、フェラーリとして、僕らはこういうことをすべきではない。参戦初年度じゃないんだから」

「僕にとってもチームにとってもいいことじゃない。でもミスが起きてしまった。人はミスを犯すものだけれど、もっとうまくやるために変えられることがあるのは間違いない」

「チームを信頼しているし、スタッフを信じている。僕は疑問を呈したが、彼らのアドバイスに背くことはできない。僕らはチームであり、チームとして決断を下す。今日はこれがその結果だ。わめきちらしても意味はない。僕自身、これまでミスを犯してきたし今後も犯すだろう」

「難しいレースになる。ハンガロリンクではオーバーテイクのチャンスがあまりないからね。僕らがミスを犯したのは間違いないが、今はこれからのことだけを考えたい。厳しいレースになるだろうが、順位を上げていくためにベストを尽くす」