ベライゾン・インディカー・シリーズに参戦している佐藤琢磨の所属するAJフォイト・レーシングに、先日の第13・14戦トロントで車両規定違反があったとして罰金が科されている。
降雨の影響でレース1・2ともに日曜日に開催されたトロント戦。琢磨はレース1こそ接触により勝負権を失う形となったが、レース2では22位から追い上げて今季最上位となる5位を獲得した。ただ、琢磨のマシンがアンダーウイングの高さに関するレギュレーションに違反していたとして、チームに1000ドル(約10万円)の罰金が科されることになった。この違反は、予選セッションの際に検出されていたものだという。
また、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングにも車両規定違反により5000ドル(約50万円)の罰金が下されることに。こちらは、ルカ・フィリッピの駆るマシンが最低重量に達していなかったためだという。なお、両チームとも、規則の範囲中で不服を申し立てることができる。