2015年にメキシコGPが復活することが決定した。23日、オーガナイザーから発表された。
昨年9月の段階でメキシコGPは2014年のF1暫定カレンダーに含まれていたが、サーキットの準備が整わず、その後、カレンダーから除外された。しかし今週水曜、オーガナイザーは記者会見を開き、2015年開催の準備ができたことを発表した。
この記者会見においてF1の商業面のボス、バーニー・エクレストンが以下のようなメッセージを送っている。
「2015年のレース契約に関し契約を結んだことを発表できて喜ばしく思う」とエクレストン。
「F1とメキシコにとってこれは正しいことだと思う。長きにわたり両者にとっての利益につながるだろう」
「来年この国際的なイベントに皆さんをお迎えできるのを楽しみにしている」
BBCの報道によれば、メキシコシティに位置するアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットでの開催に関し5年契約が結ばれたということだ。同サーキットでは1963年から1970年、1986年から1992年にメキシコGPが開催されていた。
来年の開催に向け、コースレイアウトに変更が加えられ、ピット、パドック、観客席なども改修される。
来季メキシコGPはオースティンのアメリカGPとの2週連続開催という形で行われるものとみられているが、今後の最終交渉の後に来季カレンダー入りが正式決定するということだ。
現在F1にはセルジオ・ペレスとエステバン・グティエレスのふたりのメキシコ出身ドライバーが参戦している。