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ニッサン、NISMOブランド第5弾となる14年秋発売の『ノートNISMO』を初公開

2014年07月23日 20:30  AUTOSPORT web

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ニッサン・ノートNISMO
日産自動車は23日、2014年秋に発売予定の『ニッサン・ノートNISMO』を初公開した。モータースポーツ界で活躍するニスモブランドを冠したシリーズの第5弾となる。

 ニッサン/ニスモは、グローバルなスポーツブランドとして近年『ニスモ』のブランドを強化しており、スーパーGTはもちろん海外レースでもニスモの名で活躍をみせている。そんな中、2013年2月にジュークNISMOがリリースされた後、マーチNISMO、フェアレディZ NISMO、そしてGT-R NISMOと4種類がリリースされている。

 今回、NISMOブランドに加えられたのは、コンパクトハッチであるノート。より幅広い層にニスモの情熱とこだわりを注いだクルマを提供するために、『ノートNISMO』、『ノートNISMO S』という2グレードが設定されている。

『ノートNISMO』、『ノートNISMO S』はニスモがモータースポーツ活動で培ってきた技術を惜しみなく投入し、パワートレイン、車体、タイヤ、サスペンション、空力などをトータルで最適チューニングすることでバランスの取れた優れた運動性能を実現。

『ノートNISMO S』には、専用チューンを施したエンジンに5速MTを組み合わせ、低速からの力強いトルクとマニュアルならではの自在に操る快感を実現しており、こちらのSグレードにはニッサンとレカロが共同開発した専用スポーツシートが装備される。また、Sグレードにはメーカーオプションでレカロと共同開発したスポーツシートが設定予定だ。

 外観では、すべてのニスモブランド車に共通する専用エンブレムに加え、専用のフロントグリル、フロントパンパー、サイドシルプロテクター、リヤバンパー、ルーフスポイラー、ニスモレッドの電動格納式リモコンカラードドアミラーを装備。スーパーGT同様の赤いハの字型のラインが目を引く。

 また、同日フェアレディZ NISMOもマイナーチェンジ。最新のニスモデザインアイデンティティを採用し、エクステリアデザインを刷新したほか、前後のダウンフォースバランスを最適化することで、高速域でのハンドリング性能を向上させているという。