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フェラーリ、“決定的前進”のためのプランを示し、アロンソの残留願う

2014年07月23日 19:10  AUTOSPORT web

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2014年ドイツGP フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
フェラーリは 来年にはマシンのパフォーマンスを決定的に進歩させ、フェルナンド・アロンソを長期的にチームにとどまりたいという気持ちにさせたいと願っている。

 アロンソとフェラーリの現在の契約は2016年末までとなっている。マクラーレンはアロンソの獲得を狙っているといわれ、アロンソをとどまらせるにはパフォーマンスを改善する必要があることをフェラーリは承知している。

 先週アロンソはマラネロのファクトリーを訪れ、技術ボスたちから2015年型マシンのことを含む将来のプランについて説明を受けたという。

 テクニカルディレクターのジェイムズ・アリソンは、チームの説明によってアロンソが将来への期待を感じ長くフェラーリにとどまりたいという気になったことを期待していると述べた。


「ふたりのドライバーがマラネロを訪れ、来年のプランについて話し合った」とアリソン。

「ふたりに我々のプランを示し、それに対するフィードバックを行う機会を与えた。ドライバーたちがプランに関与するのは素晴らしいことであり、我々は計画を彼らに示すよう努力している」

「キミ(・ライコネン)は加入したばかりだが、フェルナンドは何年もフェラーリにいながら、加入した際に彼が抱いていた目標をいまだに達成できていない」
「彼はこういった会合に何度も出席している。私や同僚が行ったプレゼンテーションが彼に対して説得力を発揮したのならいいね。彼の考えを知りたければ本人と直接話した方がいいと思うが」


 新チームプリンシパル、マルコ・マティアッチは、チームの体制変更に取り組んでいる。アリソンはそのプランが効果を見せ、2015年のマシンには決定的な進歩が見られることを期待している。

「デザインの変更に関しては細かいことを述べるつもりはないが、来年のクルマにおいて決定的な前進を実現できればと心から願っている」とアリソンは語った。