アジアン・ル・マン・シリーズ開幕。モーガン優勝、阪口組がGTクラスV
2014年07月21日 18:50 AUTOSPORT web
アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)の今季開幕戦が20日、韓国のインジェ・スピーディウムで行われ、デイビッド・チェン/ホー-ピン・タン組OAKレーシング・チーム・トタルのモーガン・ジャッドが優勝。ハンチェン・チェン/阪口良平/マルコ・シェフィールド組AAIラストラーダの92号車BMW Z4 GT3が総合2位に入り、GTクラス優勝を飾った。
今季が本格的なシリーズ誕生から2年目にあたるアジアン・ル・マン。ただ、昨年同様開幕戦の舞台となった韓国のインジェはエントリーが伸び悩み、合計8台のエントリーに。19日に行われた予選ではそのうち2台が走行できず予選落ち。決勝は6台となった。
予選では、LMP2はOAKレーシングの1号車モーガンがポールを獲得。ユーラシア・モータースポーツの27号車オレカ・ニッサンが2番手、CNクラスの77号車クラフト・バンブー・レーシングが3番手に。ユウ・ラム/土屋武士/松井孝允組AAIラストラーダの90号車メルセデスベンツSLS AMG GT3がGTクラス最速の4番手となった。
5000人の入場者数となった決勝は、ポールからスタートした1号車モーガン・ジャッドが優勝。27号車オレカ・ニッサンは途中リードを奪う場面もあったがリタイアに。CNクラスの77号車もトラブルに見舞われた。
GTクラスの優勝争いは、90号車メルセデスと92号車BMWの争いとなり。90号車が序盤をリードしたが92号車が逆転し優勝。90号車が2位、ユンサン・チェン/谷川達也/オリバー・ミルロイ組91号車が3位と、AAIラストラーダが全車完走し表彰台を占めた。
次戦は8月29日~31日に富士スピードウェイで行われる。