2014年F1ドイツGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは16位を獲得した。
ルイス・ハミルトン 予選=16位
「今日のクルマの感触は素晴らしかったんだ。でもいつもと同じ場所でブレーキを踏んだら、突然ブレーキの圧力がなくなった。不意をつかれ、このトラブルによってスピンし、ウォールにクラッシュした。がっかりしたが、ああいうことが起きたときには、手をステアリングから離して衝撃に備えることしかできない。それでもありがたいことに体は無事だ。足に少し打撲を負ったけれど、明日は問題なくレースができる。僕がクルマに乗り込むのを止めることはできないよ」
「昨日夕方から夜遅くまで懸命に作業してくれたスタッフのことを考えると、本当にショックだ。最適なセットアップに仕上げるために変更を行っていて、夜中の1時になってもエンジニアからメールが来た。彼らの努力が報われて、最高のバランスに仕上がっていたというのに、5周もできなかった」
「明日の決勝は(グリッドかピットレーンか)どこからスタートするのかまだ分からない。クルマのダメージによって決まるんだ。それでも僕らは全力を尽くす。わずかな幸運を願い、シルバーストンの時のような挽回を目指すよ。困難な決勝になるのは間違いないけれど、絶対に諦めない」