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GP直送:次戦ハンガリーでケータハムに新ドライバー加入か?

2014年07月20日 13:10  AUTOSPORT web

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ケータハムの新オーナー兼新チーム代表を務める、元F1ドライバーのクリスチャン・アルバース
チームオーナーが交替したイギリスGP以降、ケータハムに関するさまざまなウワサは、依然としてパドックに渦巻いている。その中で、もっとも興味深かったのが「早ければハンガリーGPの週末にも、ケータハムが新しいドライバーを発表するかもしれない」というウワサだ。しかし、これはほとんど誰も口にしていない話なので、ウワサというよりは、内部情報を漏れ聞いたものと言う方が正確かもしれない。

 ケータハムに新しいドライバーが入るからといって、可夢偉かマーカス・エリクソンのどちらかが離脱するというわけではない。その情報筋によれば、「ハンガリーGPには、コバヤシもエリクソンも間違いなく出場する」という。では、なぜケータハムは新しいドライバーを加入させるのか。それは解雇したリザーブドライバーのアレキサンダー・ロッシの代役として、契約するというものだ。

 今回、40名以上のスタッフとともにロッシが解雇されたということは、彼には持参金はなかったと考えるのが自然である。チームの再建を進める新経営陣は、人件費のカットだけでなく、新しく加入するドライバーに持参金を入れてもらおうという狙いがある。そして、それは早ければ、ハンガリーGPの週末にも発表されるのではないかというのだ。

 果たして、発表はあるのか? 発表されるとしたら、それは誰なのか? ハンガリーGPからも目が離せない。
(尾張正博/F1速報)