19日、14時から予定されていたスーパーGT第4戦SUGOの公式予選だが、サーキットを覆った濃い霧のためディレイを繰り返した後、この日の予選中止が決定された。
午前中から雨に見舞われ、サポートレースのヴィッツレースの予選が夕刻に延期になるなど荒れ模様となっているスーパーGT第4戦SUGOの予選日。迎えた14時からの公式予選も路面は完全にウエット。14時時点では雨の量は少なかったが、かなり厚い霧がセクター1を覆っており、GT300クラスのQ1走行2分前にディレイが告知された。
その後、一時霧が晴れ14時43分から予選がスタートされるという告知があったが、14時40分頃に再び濃い霧が覆い始め、再びディレイに。サーキット内では最大15時30分まで予選開始を待つアナウンスがあったが、その後も一向に霧が晴れる様子はなく、各参加チームの監督ミーティングが行われ、15時12分に正式に予選の中止が決定した。
今回のような霧による予選中止は昨年の第7戦オートポリスでもあり、その際は決勝日朝のフリー走行の時間を使って予選が行われた。今回のスーパーGT第4戦SUGOでもどうやら明日朝に予選が行われる様子で、午前9時から予定されているフリー走行が予選に変更されると推測される。詳細は後ほど発表の予定だ。
なお、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションとスポーツランドSUGOでは、予選中止に伴いサーキットに訪れたファンのために、15時20分から無料のピットウォークを開催する。