イギリスGPで大クラッシュを喫したキミ・ライコネンが、ドイツGPに向けて体調は100パーセントの状態であると語った。
ライコネンはイギリスGPのオープニングラップでコースアウトし、コースに復帰する際にバンプに乗ってコントロールを失い、バリアに激突した。その衝撃は47Gに及んだといわれている。
イギリスGP翌週のテストを欠席してドイツGPに備えたライコネンは、木曜記者会見において、体調は万全であると語った。
あの時何が起きたのか、クラッシュの後遺症はないのか、と聞かれたライコネンは、次のように答えた。
「クラッシュした。皆が見たとおりだ。(後遺症は)ない。少し痛みがあったが、今は全く問題ない」
「(痛みがあったのは足というより)肋骨だった。それでテストに出席しなかった。でももう痛みはなくなった」
100パーセントの状態かと聞かれたライコネンは「そうだ」と答えている。
シルバーストンでのクラッシュより大きなクラッシュを経験したことは今まであったかという質問に対して、ライコネンは「あったと思う」と述べた。
「もうあまり起こってほしくはないことだけど、これはこのスポーツの一部なんだ。もっとずっと低速での事故でありながら大怪我をするケースもよくある」
「ついてなかったというだけのことだ。深刻な事態は何も起こらなかった。これもスポーツの一部だ」