ラーダは、8月のモスクワ国際モーターショーで2015年の世界ツーリングカー選手権(WTCC)に投入する新型べスタのコンセプトバージョンを公開すると明らかにした。
ロシアの自動車メーカー、アフトワズが展開するラーダは、世界ツーリングカー選手権に本格的に復帰した2013年からコンパクトセダンのラーダ・グランタを走らせている。
しかし、現在マニュファクチャラーズ選手権で3位と低迷している彼らは、重量面でライバルに遅れをとっている現行のグランタに代えて、新たにプリオラの後継モデルとなる新型車両「ベスタ」のTC1マシンで2015年シリーズに参戦する計画でいる。
ラーダ・スポーツのエンジニアは、ベスタの車両サイズが上位争いを可能にすると信じており、すでに開発もスタートさせている。
「レースは我々にとって適切なアプローチだ」と、ラーダのボスであるボー・アンダーソンは語っている。
「我々には、このプログラムを支える多くのファンと人々がいる」
「モータースポーツへの会社の関与は重要なことであり、我々は勝つ必要があるんだ」
「モスクワ・モーターショーの来場者は、FIA世界ツーリングカー選手権のためにデザインされた新しいラーダ・ベスタのレーシングカーを見る機会を手にするだろう」
プリオラに代わるベスタの量産モデルは、来年9月に生産がスタートする予定だ。