フォーミュラ・ルノー3.5は、将来F1が同様の変化に踏み切るなら扁平タイヤにスイッチする意向であることを明らかにした。
先週、F1のタイヤサプライヤーを務めるピレリは、イギリスGP明けのシルバーストンテストでロータスF1チームとともに18インチのコンセプトタイヤをテストし、大きな注目を集めた。
彼らは、2006年のGP2でグルーブドタイヤからスリックタイヤに切り替え、その後2009年にF1でもスリックタイヤに変更したブリヂストンと同じように、新たな18インチタイヤの開発を支援する目的でGP2に先行投入する意向をすでに示している。
フォーミュラ・ルノー3.5にタイヤを供給するミシュランは、これまで長い間、シングルシーターのマシンが扁平タイヤを履くことを推進しており、シリーズを主催するルノー・スポールもタイヤサイズの変更にオープンな姿勢をみせている。
「変更をもたらすひとつの理由はF1が18インチのホイールに向かうかどうかだろう」と、ルノー・スポール会長のパトリス・ラティは語っている。
「今は未知数だ。F1が判断する前に決定したいとは思わないが、彼らがそれを採用するなら、我々としてもそれに関する自信はかなりある」
「我々は6カ月前にミシュランの18インチをすでにテストしている」
先週、ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーは、GP2の開発プログラムとして新型タイヤの作業がすでに始まったと語っている。