ルノーは、フォーミュラ・ルノー3.5選手権への支援を2015年から少なくとも3年間は継続することを明らかにした。
近年、GP2とともにF1の登竜門カテゴリーとして人気を集めるフォーミュラ・ルノー3.5は、昨シーズンもチャンピオンシップを制したケビン・マグヌッセンがマクラーレン入りを果たすなど、多くの若手ドライバーがF1参戦を目指してしのぎを削っている。
しかし今年に入りグリッドを埋めるマシンが減少したため、シリーズの将来を不安視する声が挙がっていた。
主催者のルノーは最近、同社のモータースポーツプロジェクトを精査したが、ここ数週間で複数の主要パートナーと2015年から2017年末までの契約を更新し、最低3年間のシリーズ継続を保証したことを明らかにした。
「ルノーにおいて、ワールドシリーズの将来に関する疑いは全くない」とルノー・スポール会長のパトリス・ラティは語っている。
「我々がフォーミュラ・ルノー3.5か、パッケージ全体を止めることを検討しているという噂を聞いたが、それがどこから持ち上がったのか私は知らない」
「我々は、モータースポーツ戦略に関してルノーの経営委員会と会議を行ったが、ワールドシリーズはまさに中核のひとつだ」
「サプライヤーとの取引はすべて3年契約だ。これは正常な期間であり、おそらく我々は複数のパートナーとより長い契約にもサインするつもりがある」
ルノーが結んだ3年契約には、2017以降のオプションも含まれているとみられている。