美術の歴史を見てみると、平面に描かれたモチーフをいかに立体的に見せるかが追求されてきたようだが、その発想を逆転させたのが、ロサンゼルスを拠点に活動するアーティストのAlexa Meadeさん。
Meadeさんの作品は、一見すると人物が描かれた現代的な油絵のよう。だが、よーく見てみると、そこには本物の人間がいる!?
どういうことかというと、生身の人間に絵画のようなペイントを施し、写真撮影した作品なのだ。
制作風景を見てみると、作者がまるで絵画の世界に迷いこんだようで、だまし絵に出会ったような不思議な錯覚に襲われる。
“絵画風”の人間は、背景と組み合わされることで完璧な調和を保ち、もはや誰が見ても平面ではないと信じられないほど。
トリック1つで大きなアート界に大きな衝撃をもたらしたMeadeさんは、世界で高い評価を受けており、これまでスミソニアン博物館でインスタレーションを行なったほか、TEDのスピーカーなどにも選ばれている。
見れば見るほど不思議な魅力の虜になること間違いなしなので、ぜひ公式サイトものぞいてみては?
Alexa Meade
http://www.alexameade.com/
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