アジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)は17日、今週末に開催される開幕戦インジェ3時間のエントリーリストを発表した。開幕戦には3クラスに8台がエントリーしている。
2年目のシーズンを迎えるAsLMSは、LMP2/CN/GT/GT Amの4クラスで展開。ただ、今回発表となったリストでは、アジア各国で行われているカップカーが参戦できるGT Amへのエントリーはなく、開幕戦はその他の3クラスで争われることになりそうだ。
シリーズのトップカテゴリーとなるLMP2クラスには2台がエントリー。昨年王者のOAKレーシング・チーム・トタルがモーガン・ジャッドで参戦するほか、昨年はクラフトレーシングのオペレーションを担っていたユーラシア・モータースポーツが、リチャード・ブラッドレーらを起用してオレカ03・ニッサンを投入する。
FIA CN規定のプロトタイプカーで争われるCNクラスも2台のエントリーに。クラフト・バンブー・レーシングはリジェJS 53 EVOを投入。クラフト・バンブーは、LMP2に1台、CNクラスに2台の3台体制でAsLMSに参戦すると発表していたが、今回はCNクラスに1台を投入するのみとなった。
LM-GTE、FIA-GT3、そしてスーパーGT300クラスのマシンが参戦できるGTクラスには、4台が参戦。チームAAIがメルセデスベンツSLS AMG GT3の1台とBMW Z4 GT3を2台の3台体制で参戦している。事前に発表のあったとおり、90号車メルセデスベンツSLS AMG GT3には土屋武士と松井孝允、そしてラム・ユウがラインナップ。また、91号車BMW Z4 GT3に谷川達也、92号車BMW Z4 GT3には阪口良平と、昨年AAIからAsLMSに参戦した経験を持つふたりもラインナップされている。
AsLMS開幕戦となるインジェ3時間は、18日よりフリー走行が始まり、19日に予選を実施。そして20日の15時より決勝レースが行われる。