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癒やされたい人たちへ贈る、真夜中限定の“クラゲ水族館”

2014年07月17日 17:40  isuta

isuta

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いまイギリスのリバプールに、話題のクラゲがいるという。 そのクラゲたちはいつも、夜の間だけ姿をあらわし、建物の前を通り過ぎる人たちの目を引きつける。 現在は廃墟となっている建物のファサードに取り付けられたのは、巨大な水槽。 毎夜10時になるとシャッターが開き、青い光の中でゆらゆらと泳ぐ、クラゲたちの幻想的な姿が見られるのだ。 昼間はシャッターが閉まっているため、通行人はこんな場所にクラゲがいるなんて、まったく気づかないだろう。 このインスタレーションは、ロンドンを拠点に活動しているアート・デュオ「Walter Hugo & Zoniel」による作品だが、公開当初はあえて匿名にしたという。 地域の繋がりが密接なこのエリアの特色を生かし、だんだんと口コミで広がっていったそうだ。 ちなみに、この水槽に設置されたカメラで撮影した映像は、リアルタイムで配信されており、ロンドンの街の中心部、メイフェア地区にある「Gazelli Art House」の外壁の巨大スクリーンで見ることができる。 水槽ごしに通りの様子を映しだす映像には、時折、通り過ぎる車や水槽に向けられたカメラのレンズなどが、映り込んだりすることもあるらしい。 リバプールとロンドンをつなぐ“真夜中のインスタレーション”は、今月26日まで公開中。 期間中、2つの街のどちらかを訪れるチャンスがある方は、クラゲたちに会いに行ってみる!? Walter Hugo & Zoniel http://walterhugoandzoniel.tumblr.com/