ケータハムの小林可夢偉が、前戦イギリスGPではさまざまな問題が発生して力を発揮しきれなかったが、今週末のドイツGPと1週間後のハンガリーGPではライバルと戦いたいと語った。
F1イギリスGPで可夢偉は、雨がらみの予選の肝心な時にマシントラブルが発生し、チャンスを生かせず最下位に終わり、決勝では1周目にクラッシュしたキミ・ライコネンを避けるためにコースアウトせざるを得ず、その後マシンの感触が変わってしまい、完走を目指して走ることに集中するほかなかった。
「夏休み前のドイツとハンガリーは好きなトラックで、特にホッケンハイムは大好きです。ヨーロッパに来て以来、キャリアを通してこのサーキットで何度もテストやレースをしてきました。だからここはある意味、僕のホームトラックのひとつなんです!」と可夢偉は、ドイツGPに向けて語った。
「ドイツGPは、ホッケンハイムであってもニュルブルクリンクであっても、ファンが熱狂的に応援してくれます。シルバーストンのようで、特に日曜のホッケンハイムは最高です!」
「今回も直近のライバルたちに反撃することを目指します。シルバーストンではさまざまな理由で100パーセントのパフォーマンスを発揮できませんでした。特に僕は金曜も土曜もトラブルに見舞われ、日曜には1周目にクラッシュを避けるためにコースを外れなければならず、ダウンフォースを失ってラップタイムを大幅にロスしました。つまり、週末を通してまともな状態で走ることができなかったのです」
「でも問題をすべて必ず解決し、ドイツとハンガリーで戦う準備はできています」