WEC世界耐久選手権のLM-GTEクラスにフルシーズンエントリーしているRAMレーシングが、今季後半戦への参戦を取りやめることを明らかにした。
昨年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)でLM-GTEクラスのチャンピオンに輝いたRAMレーシングは、今季からWECのLM-GTEプロクラス/アマクラスにそれぞれ1台ずつのフェラーリ458イタリアを投入。資金的な問題により第2戦スパ・フランコルシャンは欠場することとなったが、第3戦ル・マン24時間には再び2台体制で参戦していた。
その後、9月のオースティンから始まるシーズン後半戦への参戦を目指していたRAMだが、「2014年後半の予算の大幅な削減を行う」ことから今季の残り5戦を欠場することを発表した。
これにより、チームスタッフの大半はチームを離れることとなり、一部の主要スタッフのみがチーム代表のダン・シャッフルボトムのもとに残ることになったという。チームの来季以降の活動に関しても、現在のところ不透明となっている。